Q1.日本の空き家は現在何戸ありますか?
最新の住宅・土地統計調査の確報値では、2023年10月1日時点で900万2,000戸です。
空き家率は13.8%で、いずれも過去最高です。
Q2.空き家は5年間で何戸増えましたか?
2018年の848万9,000戸から、2023年には900万2,000戸となり、51万3,000戸増加しました。
単純平均では年間約10万2,600戸、1日約281戸の純増です。
Q3.なぜ記事によって899万戸と900万戸の違いがあるのですか?
2024年4月に公表された速報集計では約900万戸とされ、その後の確報集計で900万2,000戸に確定したためです。
古い記事では速報値の899万5,000戸が使われていることがあります。公開時は確報値を使用するのが適切です。
Q4.空き家900万戸はすべて放置空き家ですか?
すべてが放置空き家ではありません。
900万2,000戸には、賃貸募集中の住宅、売却中の住宅、別荘なども含まれます。
これらを除いた、使用目的が明確でない空き家は385万6,000戸です。
Q5.空き家が増える最大の原因は相続ですか?
最新の空き家所有者実態調査では、空き家の取得方法の57.9%が相続で、最も大きな区分でした。
ただし、空き家全体の増加を相続だけで説明することはできません。住宅供給、世帯構成、地域の需給、建物の老朽化なども関係します。
Q6.親が元気なうちに実家を売るべきですか?
一律に売るべきとはいえません。
親が住み続ける予定、家族が将来住む可能性、土地の市場性、税金、売却後の住居費などを比較する必要があります。
ただし、売却するかどうかを決めていなくても、査定、建物調査、家族の意向確認は親が元気なうちに行えます。
Q7.空き家を残しておくと固定資産税が6倍になりますか?
「空き家なら自動的に固定資産税が6倍になる」という説明は正確ではありません。
管理不全空家または特定空家として市区町村から勧告を受けると、敷地が住宅用地特例の対象から除外されます。小規模住宅用地の固定資産税課税標準が6分の1に軽減されていた場合、その軽減がなくなるため、課税標準ベースで最大6倍になるという関係です。実際の税額は土地の条件やほかの軽減措置によって異なります。
Q8.相続した実家の登記には期限がありますか?
不動産を相続で取得したことを知った日から3年以内に、相続登記を申請する必要があります。
正当な理由なく申請しない場合は、10万円以下の過料の対象となる可能性があります。
Q9.相続した空き家を売ると3,000万円控除を使えますか?
一定の要件を満たす場合、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる可能性があります。
相続人が3人以上の場合は、1人当たりの上限が2,000万円になります。建築時期、利用状況、売却価格、売却期限、耐震基準、解体時期など複数の条件があるため、売却前に税理士へ確認してください。
Q10.最初にどこへ相談すればよいですか?
実家の方針が決まっていない場合は、最初から売却会社や建築会社だけに相談するのではなく、次の情報を同じ条件で整理することが重要です。
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現状保有した場合の維持費
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売却した場合の手取り
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賃貸した場合の修繕費と収支
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土地活用した場合の借入と手残り
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税務上の期限
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家族の意向
税金は税理士、登記は司法書士、遺産分割は弁護士、不動産価格や活用可能性は不動産・建築の専門家に確認します。